ランタンの検討 05

LEDの選択にあたり、色温度をどうしようかと考えました。
市販LEDハンディライトは白色がほとんど、暖色はかなり少数派です。
しかしランタンになると暖色のものが目立ってきます。やはりランタンは暖色が好まれるのでしょうか。
などと考えていたら今度は演色性も気になってきました。
いろいろと調べてみましたが、これなどはとても参考になりました。
http://www.tlt.co.jp/tlt/lighting_design/design/basic/data/10_22.pdf

人間の目には色順応なるものがあり、色温度が違っても白いものは白く見えるようで、光分布が自然昼光や電球光に近い光源では、色温度が違っても、ほとんどの物の色はちゃんとそれらしく見えるということです(色彩恒常)。
「分光分布が自然昼光や電球光に近い光源では」という条件付なので、LEDランタンにそのまま当てはまるわけではないですが、興味深いです。

また、照度が低いと色温度の低い暖色光が好まれ、照度が高くなると白色光が好まれるらしく、高照度の照明に低色温度の光を使うと暑苦しく感じ、低照度の照明に高色温度の光を使うと陰うつな雰囲気になるということです。
LEDランタンの照度で暑苦しく感じることはなさそうなので、むしろ陰うつな雰囲気にならないようにした方がよさげです。3500-5000K位を中心に考えてみます。

演色性については、商用照明でもないし、最初はあまり気にしていなかったのですが、これまた興味深いことが書かれていました。
高演色ランプで照らされた部屋は、より少ない照度で、白色蛍光ランプで照らされた部屋と同じ明るさ感が得られるとのことです。
うーむどれほどの違いなんでしょう。人によって感じ方が違いそうですし、その違いはあまり大きいものでないようにも思われますが、ちと気になります。

実際に見なければ分かりそうにないので、いくつかLEDを買ってみます。

2017年03月13日│記事の投稿者:toyama│ | コメントはまだありません

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