OHM LHA-03A7 改 12

組立ててみました。
スプリングは普通の半田でつきました。

DSCN6562

スプリングに電池負極が接すると、スプリング下の銅板から四方に出た爪の一つから1.6Ωの抵抗を介して、一番底(裏面)につながり、そこからテールキャップへ(Lo)。スプリング下銅板の四方の爪の三つはその下の銅板に半田付けされています。この銅板はテールキャップの内径よりわずかに小さく、どこにも接していません。が、デールを締め込むと本体のテール側端が接して電流が流れる(Hi)という構造です。
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ちなみに、本体のテール側端は塗装されていて導通がないので、ヤスリをかけました。
また書き忘れていましたが、テールキャップ内側も、ねじが切ってある箇所を除き、塗装により導通がありませんでしたので、内部底面の塗装を剥ぎました。底面近くの側面(もっといい表現はないのでしょうか)は、底面の塗装剥ぎ作業の際一部塗装がとれ、導通があったりなかったりの中途半端状態です。
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今のままではテールキャップを締め込んでも、本体の端がHi点灯の銅板に届かないので、テールキャップを更に短くします。正確には分からなくなりましたが、1mm以上詰めました(写真右)。この位で届くと思ったのですが、まだ届きません。しかし本体テール側ねじが既にテールキャップのねじの端に達したようで、これ以上テールキャップを短くしても無理みたいです。これは見込み違いでした。あと0.4-0.5mm位なんですが。

本体側のねじ山を少し削ってみました。0.1-0.2mmほど入ったようです。が、これ以上削りたくありません。

あと0.25-0.3mm位です。
で、0.3mmアルミ板をスイッチの底、テールキャップとの間に挟んでみました(写真右から2番目)。
これでHi点灯しました。
満充電でないNiMHで、
Lo 70mA
Hi 280mA
です。
が、まだ不満が。締め込んだ状態から、OFFにするまでに一周以上、約400度もテールを緩めないといけません。もっと少ない角度になるよう計算したつもりなのですが。
そこで、スプリングの下の方を一部半田でくっつけて高さを0.5mm程低くしました(写真左から2番目がこの状態、耐久性は若干不安ありです)。これでOFFまで約220度。許容範囲ではありますが、もう少し減らしてもいいかも。
対策としては、①底の0.3mmアルミ板をなくして、Hi点灯時に経路となる銅板部分をかさ上げする、②ヘッド側の締め込みを緩める、といったところですが、この後ヘッド側にリフを入れる際の調整も残っているので、ここはとりあえずこのままにしておきます。

2016年11月24日│記事の投稿者:toyama│ | コメントはまだありません

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