- MiniProもどき 01
MiniPro もどきを作ってみます。
基板材料を買いました。
http://www.pcb-materials.com/?pid=101572871基板を作ったことがないので手探りです。
エッチングのやり方も調べましたが、簡単な配線なので、とりあえず手作業で銅箔を切ってみます。
やはり問題はICのピン部分です。その幅約0.3mm。間隔約0.35mm。
回路図を4倍に拡大して書いて(オリジナルMiniProとは違う形にしました)、4分の1に縮小コピー。それを基板材料に貼ります。
で、どうやって切るか。リューター、カッター、切出し刀、千枚通し等試しながら銅箔を切ったり削ったり。で結局 IC周りは、カッターで切れ目を入れて、紙をはがして、カッターの切り跡に沿って切出し刀を入れる。という感じで作ってみたのがこれです。実はこれ、2箇所間違って切ったところがある失敗作です。他にもかなり怪しいところはありますが、ICのピンの位置は合いました。何とかいけそうな気がしてきました。
- DCコン 06 MiniPro その2
MAX1797等届きました。
小さいです。
不安を覚えつつ、MiniPro を組み立てます。
なんとか MAX1797 を半田付けして、テスターで簡単にチェック。大丈夫そうです。ふうー。
最大の難関をクリアーして、次はコンデンサ。むむっ、なかなかつかない。と、嫌な感じが。やばい熱しすぎたかな。コンデンサーは…大丈夫。あぁっ、MAX1797 が死んでる。
とほほ、MAX1797をはがしてやり直そう。と、半田を溶かしながらはがしたら、あぁっ、今度は基板がやられた。もう、なんであそこで、どうしてあれを、ここはこうだったのに、といくら悔やんでも、先に立たずの、後の祭り。
これで、オリジナルMiniPro の性能確認、製作予定のMiniProもどきとの比較ができなくなってしまいました。余録 9/3 イオン新潟南にて、ボーイスカウト新潟県連盟による防災キャラバン
- DCコン 05 MiniPro その1
自分がここ9年使っている1AAライトは、屋内用、屋外用と2本あるのですが、2本ともコンバーターは、Lambda氏の頒布によるMiniPro というコンバーターです。
Madmax+ WO 以上の出力があり、効率も引けをとらず、比較的低電圧でも作動します。2AAも可です。非常に優れたコンバーターだったのですが、9年前に頒布終了となり、もう入手できません。
MiniProは、完成したコンバーターではなく、部品のセットが送られてきて、それを自分で半田付けして組み立てるというもので、手元にそのセットが不完全ながら残っています。基板、インダクタ、コンデンサ×2、等が含まれています。小さな空のパッケージが一つありますが、ここに心臓部と言える IC(MAX1797) が入っていたはずです。多分自分がコンバーター製作時に IC を熱破壊してしまい、IC のないセットが残ったのでしょう。当時MAX1797 の入手先を探して、結局見つけられなかったように思います。
もうこんな昔の IC を入手することは出来ないだろうと思いつつ、探してみたら、なんとありました。
http://www.mouser.jp/ProductDetail/Maxim-Integrated/MAX1797EUA+/?qs=1THa7WoU59GzvrRfbk7ZFw%3D%3D嬉しい驚きです。
1個だけ頼むのもつまらないので、新たにMiniProもどきを組んでみようと、10個も頼んでしまいました。インダクタ、コンデンサも一緒に見つくろいました。ついでにMAX1796も1つ頼みました。
MAX1797 の仕様書です。
https://datasheets.maximintegrated.com/jp/ds/MAX1795-MAX1797_jp.pdf
外付部品は、インダクタとコンデンサ2ヶで足ります。
- DCコン 04 Madmax+ WO / ARCmania SC400
もう一つ、 “1AAA 3W LED Voltage-step up 10mm circuit board (19 modes 3 groups)”というコンバーター(公称出力800mA)を kaidomain に注文していました。が、 同時注文で送られてきた品々の中に入っておらず、その旨連絡すると、「欠品中」「工場に問い合わせたら、コンバーターは不安定で作っていない」との返答で、結局返金処理を望んでいるところですが、どうもうまく伝わっていないのか話が進んでないようなので、また連絡しなきゃです。なお同商品は既にサイト上から消えており、URLは貼れませんが、検索したら下記のようなサイトがありました。
http://budgetlightforum.com/node/42142
これも電気食いのようです。やはり1AAからの昇圧は厳しいのでしょうか。なかなか、よい1AA用コンバーターがないです。
そこで、10年程前から持っている1AA用DCコン2種類を引っ張り出してみました。一つは、Madmax+ WO 。現在も入手可能です。
http://theledguy.chainreactionweb.com/product_info.php?cPath=48_49_61&products_id=181
2AAでも使えます。
当時のLuxeonに、アルカリ新品で300mA、NiMH初期で270mA程度流せて、効率は70%超と立派です。
が、このコンバーター、公称で最低動作電圧0.8V-なのですが、実際には電源電圧が一定の値(1.1-1.2V の間、1.13-1.14V位か)より下がると出力が大きく低下するのが今一。もう一つは、SC400。ARCmania氏製作のSuperConverterシリーズです。
現在では入手できません。1AA用です。
正直その存在を忘れていて、今回発掘してもどんな仕様、性能だったか覚えていませんでした。調べてみると、試作品はMadmax+ WO以上の性能があるとの報告もありましたが、SC600 の出力はMadmax+ WOに及ばないとのレビューもあり、やはり試してみたいと思います。ワイヤーを半田付けしてテストです。Madmax+ WO
電圧 出力電流(Vout) 入力電流(Vin) 入力電流(Vin)
(安定化電源による) (電流計による)
1.3V 280mA 0.9A 10mA ×
1.5V 330mA 0.9A 900mASC400
電圧 出力電流(Vout) 入力電流(Vin) 入力電流(Vin)
(安定化電源による) (電流計による)
1.3V 260mA 0.8A 380mA ×
1.5V 310mA 0.8A 380mA ×Madmax+ WO の 1.3V では、1次側(入力側)に電流計を入れたら、入力電圧が下がり(テスターの影響と接触抵抗の増加が原因か)、上述の理由で出力が大きく低下してしまい、Vinも意味のない値になってしまいました。
SC400 の電流計によるVin測定の値も変です。同様の現象でしょうか(ムーンモード?)。
SC400、パワーはちょっと物足りない感じです。しかし効率はよさそうで、選択肢としてはありです。
- DCコン 03 Cutter-LCBO-0.50 / Cutter-LCBO-0.70
Cutter Electronics、昔何度かCree の LED を購入したことがあります。
送料が高いのが難点。
コンバーターはここの左2つです。
http://www.cutter.com.au/products.php?cat=Low+Cost+Driversまず、-0.50 です。
ワイヤがついてませんので、自分でつけます。ってどこに?説明書も何もありません。
よくよく見ると、半田が盛られているところが1箇所あります。ここかな?
改めて上記 URL の写真を見ると、半田盛りの箇所に赤く”+”と書かれているようです。
というわけでここが+out。-outは何も書かれていないので GND でしょう。テストしてみました。やり方はNanjg102の時 と同様です。
電圧 出力電流(Vout) 入力電流(Vin)(安定化電源による)
1.3V 320mA 2.1A
1.5V 390mA 2.7A出力電流はこんなものかと。
で、安定化電源の表示を電圧から電流に切り替えると、あぁ、Cutter、お前もか。電気食い過ぎです。続いて、-0.70 です。
半田盛り箇所はなかったですが、URL の写真からそれらしいところが判明。
コンデンサーの端か、嫌だな、なかなかつかないな、とやっていたらコンデンサーを熱破壊したようです。悩みながらも再注文。再挑戦。今度はうまくいきました。テストしてみました。
電圧 出力電流(Vout) 入力電流(Vin)(安定化電源による)
1.3V 620mA 3.7A
1.5V 790mA 4.2A出力電流は大したものです。公称値も上回ります。
が、入力電流もとてつもないです。この安定化電源の最大定格電流は2Aなんですが、大丈夫なんでしょうか。さすがにこれらも不採用です。
と、(間抜けなことに)これまで気づかなかったのですが、今回撮った写真を見たら両コンバーターの裏面に NANJG の文字が。-0.50 には 102 の数字も。改めて見比べると、確かに Nanjg102 と同じです。
あー、徒労感が。
- DCコン 02 Nanjg102 0.9V – 1.5V 550mA Boost Driver
1AAライトを作りたいと思い、いくつかコンバーターを買ってみました。
まず、Nanjg102 というやつです。Nanjg の名のついたコンバーターっていくつかあるんですね。これはその一つです。以下のサイトで売っていました。上の方で買ってしまいましたが、下の方が安かったです。
http://www.kaidomain.com/p/S024821.Nanjg-102-0_9V-1_5V-550mA-1-Mode-Boost-Driver-Circuit-Board
https://www.fasttech.com/products/0/10001715/1124802-1-aa-aaa-1-mode-550ma-linear-booster-ledこのコンバーターのテスト結果が出ているサイトがありました。
http://lygte-info.dk/info/indexLedDrivers%20UK.htmlなぜか Nanjg102 のテスト結果は上の方と下の方2箇所にあります。
上の方は、妙な形の折れ線グラフが載っています。
下の方は、グラフはきれいですが、出力が非常に高く、効率が100%を超えてしまっています!? ” This driver is always pulsing the led, spoiling any power and efficiency calculations.”との記述があり、パルス電流で出力や効率が正しく計算できていないようです。テストしてみました。
前と同様、安定化電源のワニ口クリップ配線です。ただし今回は前よりも低電圧でのテストになるので、出力電圧設定時に、安定化電源の0.1V単位の設定によらず電圧計を使いました。すると、安定化電源の出力を最少の1.2Vに合わせても、電圧計の目盛りは1.28Vでした。そこで計測の最低入力電圧は1.3Vにしました。この安定化電源、大きな電流を流すほど電圧が下がるのですが、とりあえずそこは無視します。
なお、-out = -in = GND です。
電圧 出力電流(Vout) 入力電流(Vin)(安定化電源による)
1.3V 360mA 2.5A
1.5V 420mA 3.0A出力電流は公称値に及びません。が、よい数字だと思います。
しかし安定化電源の表示を電圧から電流に切り替えてびっくり、なんと2.5A(1.3V時)、3.0A(1.5V時)!今度は実際に電池をつないでみました。
使ったのはもう何年も使っているENELOOP。定格2000mAhだったのですが、抵抗をつないだ放電テストでは、1700-1800mAhくらいでした(意外に低下していないです)。
これをコンバーターに接続して3分程後、電圧・電流を測ってみました。1.14V、1660mA。更にランタイムを見るために放置。53分後に0.95Vまで低下。接続中コンバーターはかなり発熱していました。
NiMHで1.7Aくらい流れるとみてよさそうです。効率は50%前後。悪すぎます。
改めてNanjg102 をテストしたサイトの上の方のデータを見ると、1.14VあたりのIin,Iout の値が近いです。1.5Vあたりの値は?ですが。結論、この効率ではちょっと採用し難いです。
- DCコン 01 CF 17mm 0.9V-3.3V Boost Driver
通販でポチってしまったものの一つがこれです。
http://www.kaidomain.com/p/S025059.CF-17mm-0_9V-3_3V-4-Groups-2-to-5-Mode-Boost-Driver-Circuit-Board
入力3VでHi:2000mA Mid:500mA:150mA
入力1.5VでHi:1950mA Mid:579mA:146mA
にわかには信じがたいような高い出力ですが、テスターによる計測結果の写真まで載っています。
DCコンもそんなに進歩したのかなぁ、と試しに買ってみました。$3.57也。
テストしてみました。
電源供給は安定化電源で、出力1.2-12V可変(目盛りは0.1V単位)、最大定格電流はたしか 2A です。
下記電圧値はDCコン駆動前の安定化電源設定値(駆動後には少し下がる)。電流値はいずれも電流計直流直結で測定(出力と入力は別々に計っています)。
出力先には改造3CライトのCree XP-Lをつなぎました。
電圧 出力電流(Vout) 入力電流(Vin) 推定効率(かなりいい加減)
3.0V Hi 870mA 1100-1200mA 82%
Mid 300mA 410-420mA 68%
Lo 70mA 110mA -
2.4V Hi 920mA 1640mA 69%
Mid 300mA 600mA 58%
Lo 60mA 140mA -
2.2V Hi 920mA 2100mA 58%
Mid 300mA 730mA 52%
Lo 70mA 110mA -
1.5V Hi 600mA 2380mA 49%
Mid 180mA 810mA -
Lo 30mA 170mA -
1.2V Hi 330mA 2200mA 35%
Mid 100mA 780mA -
Lo 20mA 180mA -
なんなんでしょう、これは。うたい文句に遠く及びません。
ワニ口クリップ配線ですから、いい数字は出ないです。電圧値も電流値も正確とは言えません。
にしても、これは理解しがたいです。サイトに載っていた計測写真はなんだったのでしょう。
素人の想像ですが、サイトの写真で使用しているテスターは、パルス電流のピークを表示しているのではないでしょうか。で、自分の測定電流値は平均的な(平均的であるという保証もないですが)値を示していると。いや、そうするとサイトの写真で Mid,Lo の値は Hi と同じになるべきでないのか、いやいやそうとも限らないのか…。
よく分かりませんが公称値は出ていないものと思います。
しかしその点を離れてみると、このコンバーター、2.2V以上で900mAを出しているのはなかなかのものと思います。3段階の調光もちゃんと動作しています。3.0Vでは効率もまぁまぁです。
それでも、今このコンバーターを使おうという気持ちは湧いて来ないですが。
- 海外通販
ライトいじりの虫が騒ぎ、サイトを回っている内にポチポチとお買い物をしてしまいました。
気がつくと、ライトいじり関連海外通販4事業者に7回の発注をしていました。
この内2回の注文で、送られてきた商品に不足がありました。
海外通販でのトラブルは過去にも経験がありますが、英語でのやりとりが面倒で、立て続けの発送ミスには参りました。
Memo 販売者と荷物発送元
FastTech 発送元SINGAPOLE Kaidomain 発送元(1)HONG KONG (2)? 配達不能時返送先がTURKEY ただし中国語の記載有り DealExtreme 発送元 忘れたが台湾だったような Cutter Electronics 発送元 オーストラリア 随分国際色豊かです。 ところで商品不足があったのは上記業者の上2つなのですが、まだ届いていません。ちゃんと来るのでしょうか。
- 3Cライトいじり 04
ライト基板側を平にするために1mmFRP板を使いました。そんなに強度のいる箇所ではないので、塩ビ板やアクリル板でいいかと思いましたが、LEDの熱が気になり、FRP板にしました。
更に紙で円盤を作りました。アノードの絶縁確保と、リフ位置の微調整に対応するためのものです。最終的には厚さ0.15mmの紙にしました。
これで基板側は約1mmかさ上げされたので、リフ底面もその位削らないといけないだろうと思っていたのですが、0.3mm程削ったところで焦点を外れ始めたように感じましたので止めにして、紙円盤と合わせて位置を調整しました。ずいぶん細かい話ですが、実のところは割といい加減にやっています。
リフの外側の段々が邪魔でヘッドにうまく収まらないので、段々を削ってヘッドに収めました。
出来上がりです。
先端のレンズが安っぽいのでもっといいものに替えたい気もしますが、使用頻度の高くなさそうなライトですし、これでよしとしておきます。
新旧のビームパターンです。左:旧コリ、右:新リフ。
改めて見ると、旧コリメーターは中央部への集光がかなり強いです。
余録 8/6 ビッグスワン観戦 新潟1-0神戸
その前にシン・ゴジラ鑑賞
----以下、ネタバレ感想です----
字幕が多くて読み切れない。台詞が早口で聞き取れない。最初はがんばってついていこうとしたが、作り手側が読み取らせようとも、聞き取らせようともしていないと思ってからは、字幕は映像の一部、早口の台詞は効果音の一つと割り切った。
最初出てきた怪獣を見て、ゴジラ以外の怪獣も出るのかと思ったらゴジラだった。
どこまでも減衰せずに伸びるビームはロボット兵や巨神兵のそれだった。
主要登場人物と思われていた人達が途中で死んでしまい、えっと思いつつ、そういう監督との予備知識もあったのでやっぱりとも。
途中のゴジラvs米軍機がハイライトで、その後ゴジラは寝てしまうのが残念だったが、それなりに見せてはくれた。
現場の自衛隊・警察・消防隊員、技術者、一般市民等を人間側ドラマの中心に据えるというパターンを踏襲せず、一切描かないというのも潔い。
伊福部昭のメロディーはやっぱりよい。
- 3Cライトいじり 03
3Cライト用にと注文したリフレクターが届きました。
これです。
http://www.kaidomain.com/p/S020711.37mm-D-x-21mm-H-OP-Aluminum-Reflector-For-C2-Flashlight
写真中央は既存コリメーター、右が換装予定のリフレクターです。
リフレクター底部がスター基板に乗る位の位置で焦点が合うようです。
しかし、基板側のねじとアノードにつないだコードがあたって、リフレクターを載せられません。
超低頭タッピングねじを検討してみましたが、合うサイズ(M3×6)がありません。M3×10を買ってみましたが、やはり入りきりません。ねじとねじ穴を加工すればいけるかもしれませんが、面倒そうだったので止めにして、既存のねじの頭を削ることにしました。ねじは普通にドライバーで回すことができなくなりますが、まぁ仕方ないでしょう。
ねじ2本の内1本を削ったところです。アノードのコードの被覆上部も除去しました。
削る前に改めてしっかりとねじを締めたら、対角にねじ止めしていなかった弊害で、ねじのない側が少し浮き上がっているのに気づきました。対角にあたる位置に新たにねじ穴を開けてねじ止め位置を修正しました。
(*Memo:径2mmのドリルまでは貫通。2.5mmのドリルは少しずつ入れて貫通させず。ねじがなんとか締まるところまで。)
余録 7/27-31 夏期野営 長岡市山越種苧原(自分は7/29から)
8/2 長岡花火